MRI CT 撮影 そして決断
5月11日日曜日
今日は朝一に48時間経過後の血液検査の結果が出る。
そして、もう一度レントゲンを見せてもらうことに。
折れている所の左側(尾側)の骨の上側が、右側(頭部側)の骨の下側にずれ込んでいる。
これは、ほぼ確実に神経が断裂している。
冷静にレントゲンを見てみればわかる。
血液検査の結果は、データをもらっていないので、大体ですが、GPT/GOT共に700IU前後だったので、正常値からは程遠いが、麻酔には耐えられそうと言う結果。
MRTとCTの撮影に行くために、キャミック(練馬区)に行った。
現像処理に約3時間。
結果が出ました。
MRI映像抜粋
これは、3枚目(右)を見ていただくと、断面の場所に数値が記入されていますが、1枚目(左)が10番、2枚目(中央)が11番の断面です。
1枚目中央の白く円形になっている部分が脊椎です。その内部に黒点が2箇所見れますが、これが神経です。
2枚目は、1枚目で見られた脊椎にあたる部分が上部の一部しか残っておらず、神経に当たる部分がまったく見えません。
この写真から、99.99%神経は断裂しています。
CT映像抜粋
CTでは、これだけのずれが確認できます。また、茶色い背景に白い部分が散見されます。
これは、骨が飛び散っている状況です。手術をするとしても、これを取り除かなければなりません。
どちらにせよ、下半身不随は確実な状況です。
彼女とも色々な選択肢の話はしました。
一応先生に、要介護犬の飼育など聞きました。
下半身が全く機能しないので、糞尿は垂流します。
当然その処理と、数時間に一回、寝返りをさせてあげます。
大型犬だと寝返りがかなり大変だそうです。
ココアは中型ですが。。。
仕事に出る家庭では、無理です。家に必ず誰かいる状況であれば、出来ないことも無いですが、やはり大変だと思います。
仕事が忙しくなったり、面倒くさくなってきたら、ココアのことをうざく思う事があるかもしれません。
そうなったら、ココアが可哀相です。
犬はそういう飼い主の態度を理解します。
ココアはどうなのか?
ココアはママが来たら、一目散に飛びついていきます。
でも、体が動きません。
それでも、むりやり、前足だけで近寄ってこようとします。
ココアは、何故体が動かないのか解っていません。
ママに飛びつきたいけど、飛びつけない。
ジャックラッセルの血が入っているので、本来は走る走る。
ココアは走るのが大好き。
鳥を追いかけるのが大好き。
でもできない。
ストレスがココアを蝕むだろう。
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車椅子犬のブログもいくつか見ました。
「幸せそう」というコメントも読みました。
果たして、本当に犬は幸せでしょうか?
ココアは賢い犬です。
自分が飼い主に迷惑をかけていると、徐々に思い始めるでしょう。
もし、ココアが人間なら、ご主人様に迷惑を掛けるくらいなら、自殺を選ぶかもしれません。
私たちは、色々な事を総合的に考えて、決断しました。