JALANA比較 SFCとJGCの取りやすさ、乗りやすさ、マイルの使い勝手等から見た比較
カード選びからのANAとJAL比較を前回書きましたが、今回は実際の乗りやすさ、SFC.JGCの取りやすさ、マイルのため安さ使いやすさから比較したいと思います。
[日本におけるアライアンス事情]
2017年はANAのSFC修行中で、残すところ10000ppを切りまして、バンコクに行く予定なので、それで解脱予定です。2018年はJALのJGC修行をします。
そもそも、ANAのSFCとJALのJGC両方必要?と言われることが多々あります。
どうしてもってことはないと思っていました。
マイルもANAの方がたまりやすいですし。2018年9月23日修正最下段に追記あり
ところが、来年のJALJGC修行計画中に、ANAと両方必要というか、東南アジアではJALのほうが不便ということを思い知らされました。
だからと言ってANAを勧めるものではなく、国内線は就航路線に偏りがあるのでお住まいの地域の就航本数が多い航空会社を選ぶというのが基本ではないでしょうか?
また海外旅行が多い方は、逆の考え方をすると、3大アライアンス全部あった方が便利ですが、ANA-JALの順に、あった方がいいです。スカイチームはAMEX3万円の年会費だけで維持できますが、この年会費の価値を見いだせる場合はいいと思います。
私の場合、以前ためたダイナースのポイントがあるので、デルタや大韓航空のマイルがあります。だから、少しスカイチームのゴールドメダリオンが欲しいと思いましたが、3万円分は利用価値がないと判断し、所有していません。
JALもANAも、上級会員修行を海外でする場合、ポイント付与倍率が1.5倍の自社便アジア路線がメインとなると思います。
その際、ポイントとなるのがマレーシア(シンガポール)です。
同じ場所へ行くのも飽きるので、周辺国へ足を延ばすプランが楽しいかと。
ANAは中国国際航空(AC)が年中セール価格でビジネスクラスメインの修行となるため、非常に楽で、東南アジアにはほとんど就航しています。
また、シンガポール航空、タイ航空はスターアライアンスですし、ベトナム航空やフィリピン航空はスタアラではないですが、ANAと提携しています。
マレーシア拠点だとマレーシア航空があり、ワンワールドなので、JALは楽だと思い込んでいましたが、この会社、
つかえない
日本発のセール以外利用価値がありません。
理由は、エコノミーは基本0%換算。(良くても25%換算)
はぁ?0%換算?
50%~100%換算もありますが割が悪いです。下手するとビジネスより高いです。ビジネスなら125%換算なので大丈夫です。
クアラルンプールから移動する場合、マレーシア航空が0%ならLCCで十分です。
他はというと、タイ航空、シンガポール航空、ベトナム航空、フィリピン航空なのでANA系列となります。
これらの航空会社も、割引率でマイル換算率が異なりますが、100%換算の価格もさほど高くはありません。
以前、クアラルンプールからバンコクまでタイ航空使いましたが、100%換算+400ポイント(スタアラは搭乗ポイント付きます)
今回、ワンワールド乗ってもどうせ0%なら、SFC取得後ということで、LCCより少しだけ(1万円も変わらない)高い、シンガポール航空とフィリピン航空を使います。
*ANAのメリットデメリット:ANAは独自のサービスで、「アップグレードポイント」というものがあります。初めて修行をするとそのポイントが8p以上貯まるので、ようやく使える!これでエコノミーをビジネスにできる!と思いいていたあなた!
実は、全く使えません、このポイント。
これは特典航空券は利用不可です。また、アップグレード対象運賃でエコノミーを買った場合に限ります。その運賃は割引運賃の3倍くらいします。ビジネスより若干安い程度。これなら、ツアー会社でとった方がビジネスでも安いですね。
意味ないじゃん!
*JALのメリットデメリット:JALはJGC対応カードは年会費が高めに設定しているわりに、付帯保険等のメリットが少ないです。遅延保険は付帯しません。ゴールド以上で、日本へ帰国する便のみ、4時間以上遅れると、無条件で2万円くれます。レアよ。
あと、ステータス取得の翌年、1か月だけ指定して、ポイントを2倍にできるキャンペーンをやっています。5万ポイントでダイヤです。これは悩ましい。
ANAもJALも本来は5万やった翌年以降はSFCとJGCに加入すれば、5万やる意味はありません。8万行っちゃうようであれば別です。そこで、JALのキャンペーン、これに乗って5万ダイヤ維持がとても増えています。ダイヤだらけです。なので、JALは特典航空券のキャンセル待ちも、空港での空席待ちも、Aクラス(JGC)だとSクラス(ダイヤ)の人数が多いので、確実に負けます。
※2018年9月23日追記
ANAはクレジットカードやポイントサイトでマイルを貯めやすい環境です。ただ、マイル保有者が多すぎて、今回大改革をやってきました。提携カード以外からのポイント移行を上限半減の4万マイルに制限しました。年1アジアに一人しか行けませんね。
ANA提携カードも、ダイナースプレミアムが唯一100円2マイルだったのですが1.5マイルへ減少。高い年会費の意味なくなります。※ここまで
今回、修行とは関係のない友人と現地待ち合わせするのですが、JALマイラーです。
いまJAL便の特典航空券は、バンコク線クアラルンプール・シンガポール線、ほとんどとれません
マイル減額キャンペーンの影響も少しあります。
ANAだと確かに自社便は満席が目立ちますが、全く取れない状況ではありません。
さらに、スタアラの他社であれば、取れます。全然取れます。少し必要マイルが多いですが。
一部のブログにJALの方がとりやすいとありますが、全くそんなことはありません。
人数が多い場合は多少事情が異なります。
ANAは空席数が少ないので大人数だと取れない場合が多いです。5~6人分をマイルで取ろうとすると、ANA便はなく、ユナイテッドや中国国際航空なら空いてたりします。
ここまでの書き方ですとANA有利に聞こえますが、JALはマイル減額キャンペーン期間が長いので、期間に余裕を持てば、近いアジアは16000マイル、シンガポール、バンコクでも29000マイルで発券可能です。4000~6000マイルもお得です。
カード消費40~60万円分もお得です。
ANAのビジネスクラスセールは、予約クラスで気を付けなければいけないことがあります。
東南アジア15~18万円くらいのセールをたまにやっていますが、発券クラス「P」です。
これは70%積算です。125%ではありません。そのため、値段は同じくらいでもプレエコの方がポイント貯まります。
逆転現象です。これは、楽を取るか、効率を取るか。。。
[余談]
また、年末に台湾に行くのですが、たまたまチャイナエアラインのセールをやっていたので、結局それに乗ります。マイルはデルタにつけますが。
あと、陸マイルは貯めにくいかもしれませんが、チャイナエアラインでマイルを貯めると、ビジネスの特典航空券はかなり少ないマイルでとれます。
あと、ヨーロッパ行くときに、ビジネス使うのはいいけど、12時間中、ちょうど真ん中の6時間で乗り換えさせられるときついです。
チャイナエアなら、2.5時間後くらいに乗り換えて残り9時間以上をゆっくり過ごせます。