まーぼ日記

まーぼの生活や考え等を自由に書いてみます。

動物病院の選択とセカンドオピニオン

5月10日土曜日

最近は動物にもMRIとCTが撮れると言う事自体、時代の進化かと思います。

MRIとは核磁気共鳴画像法と言い、レントゲンでは写らないほど細部を映像化でき、3D映像も作れる。

CTとはコンピュータ断層撮影と言い、骨の潰れ具合や破片の飛び散り具合を映像化する。

人間とは違い、動物はこの撮影をするのに、全身麻酔が必要のよう。

ここで、MRIやCTはもっと安いところはないのか?

そこで探し始めたところ、大学病院では4万円前後でした。

ところが、予約が取れるかどうか。私たちは土日だったので、大学病院は諦めました。

日本獣医生命科学大学付属動物医療センター(武蔵野市)(旧:日本獣医畜産大学

東京農工大学動物医療センター

東京大学大学院農学生命科学研究科附属動物医療センター

日本大学動物病院(藤沢市)

麻布大学附属動物病院(相模原市)

この間に知り合いにも色々聞いてもらったところ、費用はやはり40~60万円くらいだそうです。

そこで、土日も問い合わせが出来る病院を探し、連絡しました。手術費用も問い合わせしました。

愛甲石田動物病院(伊勢原市)は、料金はほぼ同じで8万円+α 手術費用も約50万円前後

草創舎動物総合病院(小平市)こちらは約6万円ですが、CTはありません。手術費用は約30万円

ここが一番安いので、日中ココアに会いに行った後に、問い合わせしようと思いました。

この時点で、明日48時間経過後の血液検査で、GPTとGOTを見て、麻酔に耐えられるのであれば、MRIとCTは撮りにいこうと決めました。

GPTとは、肝臓と胆嚢の異常具合を見る数値

GOTは心筋、肝臓、骨格筋、腎臓の異常具合を見る数値

そこで、草創舎動物総合病院(小平市)に電話して、行ってみる事にしました。

院長先生が出てきて頂き説明をしたところ、親切に相談に乗っていただけました。

そこで、手術費用の詳細も教えていたきました。

一般的に交通事故で手足が折れた場合は、5~10万円

今回の脊椎の場合は、基本施術費用が10万円、止め金具が1枚1万円、ボルトも数千円で約15万円必要で、さらに麻酔薬と点滴等で材料費と同等金額が必要。合計30万円。多めに見て35万円と言う見積もり。

ここまで、詳細を説明してもらえる病院は、信頼できると思いました。

しかし、ある程度病状を説明し終わると、院長の顔が難色を。。。

そして、スタッフの勤務表と金具の在庫の確認をしてきますと言って、席を立った。

帰ってきたら、金具の在庫がどうかと言ってきた。

大きいサイズがないので、小さいもので対応できるかどうかと難色。

そこで、検討させてもらうことにして、施術お願いする場合は明日の朝1番で電話することにして、病院を出た。

ここでなんか腑に落ちない点がある。

金具の在庫って無い物なのか?

難色を示す直前の質問に、

「足をつねってみてピクッと動く反射反応はあいますか?」

ココアは反応しない。

この質問の意図は、神経が繋がっているかどうかだと思った。

神経が断裂している場合、骨の手術をしても下半身付随になってしまう。

MRIを撮っても、無駄になる可能性が高い。

そこで、院長は手術をしても完治する可能性は低いと判断し、受け入れをしないほうがいいと言う判断だったのであろう。

私もそこで、段々分かってきた。

状況はかなり厳しい。

MRIが無い場合、今までは診察の時点で神経の状況を把握しているのだから。

多少の見逃しはあるかもしれないが。

MRIを撮ったほうが、神経の断裂状況は、ほぼ確実に判る。

明日の朝の時点で、草創舎動物総合病院(小平市)に転院させたほうが、手術をするのであれば、安くできる。

しかし、完治の確率が低そうなので、動かすのも大変な状況なので、MRIとCTを撮った後、神経が繋がっていれば、アニホスで手術しようと言うことに。

アニホスも獣医師3人1組でチームを組むために、医療ミスも少ない病院なので、費用は高めだけど、いいかと。