JALマイル ANAマイルを貯めるときの、カード選び(損得) JAL JGC ANA SFC 取得時のカード選び。
2018年9月19日 文末に重要な追記あり
生活スタイル等により、損得がかなり違うので、条件等を列挙してみました。
マイルの価値計算は、JAL、ANAとも1マイル2円が妥当な数値としました。(スカイチームは1マイル0.7円程度の価値です)
1:最大のマイル貯蓄率は
ANA:100円 2マイル
JAL:100円 1.25マイル(※1.5マイル)
JALはマイル減額キャンペーン期間が結構長いので、実質ANAの1.1倍程度の価値がある計算になります。
※全店ではないですが、電子マネーのWAONを使える場合は100円1.5マイル貯まります。
また、近くにイオンやファミマがある場合はJALでも100円2マイル貯まるのでJAL有利かもしれません。
上記の1.25倍と併用して、ANAと比較すると、JALは実質100円1.4~1.6マイル程度になります。
この最大率を獲得するには条件があります。
カード利用額と年会費を損得勘定して、JALにするかANAにするかを決めることも得策ではないでしょうか?
メリット | デメリット | |
ANA | マイルを貯める効率が良い。 ビジネスでSFCを取得する際、時期に成約を受けない。</ br> | マイル移行に手数料がかかる。カード年会費が高い。 |
JAL | マイル減額キャンペーン期間が長い。 JGCを取得する際、5000ポイントキャンペーン等がある。カード年会費が安い。 | 他社の特典航空券情報をネットで確認できない。当然予約もできない。プレエコがスマホサイトで選択できない。 |
3:有利な条件JALマイル編
JALカードは基本は100円0.5マイルですが、ショッピングプレミアム3000円+税を年会費に追加すると、100円1マイルになります。
最小年会費は5000円程度からラインナップがあります。
100円1マイルは変わらず、CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナ、AMEX提携、ダイナース提携等があります。
最大貯蓄率の100円1.25マイルはJALカードではないのですが、AMEXのSPG提携カードです。
年会費は31000円+税です。この年会費ですが、最小年会費と比較すると、25%分のマイルを26000円支払って獲得するには、
13000マイルが25%分に当たります。すると、52000マイル貯めれば、13000マイルとう換算率になります。(実際は20000マイル毎に5000マイルが加算されて100円1.25マイルという計算方法です)
ということで、年間520万円使ってチャラ。月間43万円です。
単純にカード払いが、これを下回る場合は、25%分より、年会費の方が高くなってしまいます。
ただ、特典航空券で旅行に行く場合は当然ホテルも使うので、SPGアメックスの年会費3万円は無料宿泊券で十分、いえいえ、それ以上の元が取れます。
家族がいるなら、有効的ですが、独身では?という方でも、高いホテルには泊まらないよという方も、予約除外期間が無いので、
12/24でも無料宿泊可能です。
これを織り込めば、下記の表での月間使用額は0円~43万円でもJALの方がよいかもしれません。
4:有利な条件ANAマイル編
JALと根本的に違うのは、JALカードはカード会社ですが、ANAはカード会社が存在しません。
そのため、マイル移行に手数料がかかります。約6000円。
そのため一般カードでもマイル移行が前提ということであれば、最低年会費7000円くらい必要です。
100円1.5マイルのANA VISAプラチナ年会費80000円+税(家族会費4000円+税)
この場合、50%増額分は、年間730万円 月間60万円で会費の元が取れます。
100円2マイルのダイナースプレミアムは、年会費155000円+税(家族会費 無料)
この場合、100%増額分は、年間740万円 月間62万円で会費の元が取れます。
なので、ほぼ一緒の費用。
公共料金と税金の支払い額が多い方はANA VISAプラチナ、それ以外の方は、ANAダイナース プレミアムがおすすめです。
5:有利な条件総括
JALもANAも結構ハードル高いです。上記を踏まえると、100円1マイルでいいや~ということになると、JALに分がありますし、宿泊で元が取れると考える場合も、若干JALの方が有利だと思います。
月間カード使用額が43万円未満ならどちらでも(若干JAL有利)、
43万円~62万円ならJAL
62万円以上なら、ANAに分があります。
6:上級会員取得時のメリットデメリットの変化
・ANAはSFC取得時でも左程変わりはないです。一般カードはSFCに対応していないので、ANAワイドゴールドカード年会費9000円(割引適用)(家族カード4000円+税)が最安ですが2000円程度の増額。
これは、下記で一覧表にしますが、この年会費で、保険対象が家族まで可能です。額は少ないですが、子供が突然の病気になっても、治療費が出ます。その点でのコスパは最もいいです。
・JALも同様にCLUB-A以上でないとJGCには対応していません。
年会費は13000円+税(家族カード3500円+税)以上になります。(ショッピングプレミアム込み)なので、負担年会費は8000円増で倍以上になります。
家族の保険はゴールド以上でないと付与しません。年会費16500円+税(家族カード8000円+税)と最低の維持費が跳ね上がります。
7:付帯保険の違い
家族保険に関しては、SFC、JGCのダブル獲得者は、JGCはゴールドでなくても、ANAの方で自動加入されるので、OKです。
ダブル取得者は、旅行回数も多いと思うので、SPGアメックス併用であれば、完璧です。
JAL決済用にSPGアメックス、ANA決済用にANA系列カード。
特に、ダイナースプレミアムホルダーの場合、日本国内ではほとんど不都合はありませんが、東南アジアなどでは、アメックスもダイナースはまず使えません。そのための、セカンドカードとしてJALVISAがあれば、抜け穴がありません。
8:交通系カードの違い
交通系カードにチャージをする場合は、JALスイカが最もマイルがたまりますが、100円0.33マイルです。このカードにはCLUB-Aのラインナップもあり、JGC対応ですし、モバイルスイカ年会費1000円が無料になりますが、しかし、家族カード発行不可、ジャパンネット銀行、楽天銀行引き落とし不可です。アップルペイは年会費不要なので、モバイルスイカ年会費ってどうでしょうか。
JCBしかないので、セカンドカードとしては弱いです。
JALClubQでれば、VISAもありますし、PASMOもチャージできて100円0.25マイルと若干少な目です。
交通費だけや、交通系カードの電子マネー利用でポイントがたまりますが、年会費をペイするには、5000円分2500マイルなので、年間75万円~100万円です。電車賃でここまで使います?
ANA系でも同様に、ToMeカードがありますが、マイル交換をする際に6000円必要ですから。
JGC維持、SFC以外なら、交通費のために、別カード作成で年会費を払うのは得策ではないでしょう。
9:番外編 マイルを貯める ポイントサイト
モッピーは、ANA90% JAL50%~82%
ハピタスは、ANA90% JAL52%
ポイントサイトは、よく年間20万マイルためた!とかありますが、こんなの理論上なので無理です。カード発行や、FX口座開設などでは一生に一回、1か所5000~10000マイル貯められますので、うまくいけば10万マイルくらいためることも可能です。毎年じゃないですよ。一生に一回ですよ!
10:条件別カード一覧表
※リンクは紹介ボーナスマイルが、紹介者・入会者双方に入るシステムです。お得なので、こちらから辿ってください。
※ANAダイナースプレミアムは、直申し込みができません。ANA提携ではないダイナースプレミアムは、当方の紹介であれば、直申し込みができます。審査はありますが、ご希望の場合、こちらにメールください。
余談ですが、SFC達成時のカード発行は、ステータス反映に約2日、その後AMC事務局に電話申込書郵送して発行。
達成日から約12~14日で発行されます。SFCカード番号は変わります。
家族カードを同時発行の場合も、その旨電話すれば発行期間は同じです。
その後約1週間ほどで、ステータスカードが到着します。達成後約20日です。
JGC達成時のカード発行は、ステータス反映に、約3日(国際線は約4~10日:海外発は約8~10日)、その後myjalcardから切替申請が最速(ワープ申請と言ってJGC事務局に電話する方法もあるが数日遅い)
国際線帰国便で達成の場合、達成日より約24日程度で発行。JGCカード番号は変わりません。
ANAは早いですが、カード番号変わります。JALは遅いですが、カード番号変わりません。
家族カードはちょっと事情が違って、新規発行の場合、同時申し込みがしにくく、本会員オンライン、家族カード新規発行は事務局に電話で申込書郵送となります。
家族発行まで約2週間、その後ステータスカード発行まで約3週間と、達成後45日くらいを見ておかなければなりません。
すでに家族カードを持ている場合は本会員切替だけで自動切換えです。JGCの家族カード発行は、達成時期を見計らって予め発行しておいた方がいいかもしれません。